2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

宮下奈都 / 田舎の紳士服店のモデルの妻

クロマニヨンズ・ライブの11/21。待ち合わせ時間よりだいぶ早かったので、久しぶりに駅ビルの書店に寄った。お目当ての一冊を見つけて、それからめぼしい本を物色した。今日はクロマニヨンズの日だから宮下奈都さんの新刊があったりして…と思いながら「ま」…

B.フラバル / わたしは英国王に給仕した

【 ボフミル・フラバル / わたしは英国王に給仕した (261P) / 河出書房新社(池澤夏樹=個人編集 世界文学全集第3集)・2010年(101118−1125) 】 Bohumil Hrabal 1971 訳:阿部 賢一 ・内容紹介 いつか百万長者になることを夢見て、ホテルの給仕見習いとなっ…

エスパルス32節 / 親バカと魂のゴール

観戦中はいろいろなことを考えて、またブログに何を書くかも考えていたのに、後半途中からもう細かいことはどうでも良かった。一点返されても負ける気はしなかったし。 いつもは冷静に試合を振り返っている(つもりだ)けど、今日はだめだった。 【 11月23日…

クロマニヨンズ・ライブ “ウンボボ月へ行く”

新作『Oi! Um bobo』をひっさげてクロマニヨンズのツアーがまた始まる。今回の初日は、なんと浜松! ライブハウス窓枠にはこれまで知り合いのロカビリーバンドのライブで何度か足を運んだことがあったのだが、今年三月に移転したらしい。以前はいかにもアマ…

小林正典 / 英国太平記

アイルランドの次はスコットランドだ、と思ったわけではないが、昨年買ったものの読むタイミングを逸して忘れかけていた本書を開くことにした。けっこうなボリュームがあるし、早川から出ているとはいえ著者は本職の作家さんではない。これどうなんだ?と始…

W.トレヴァー / アイルランド・ストーリーズ

アイルランドの本を読むということで、お伴というかガイドとして読んでいたのが、押し入れのMy段ボール図書館から発掘してきた 【 司馬遼太郎 / 愛蘭土紀行Ⅰ・Ⅱ(街道をゆく 30、31 ) / 朝日文芸文庫・1993年 】 昔読んだときには、さすが司馬遼太郎と思っ…

W.トレヴァー / 聖母の贈り物

『アイルランド・ストーリーズ』は絶対読まなきゃ!と買いに行った書店の書棚で隣に並べられていたのがこの本。まずはこちらから。素晴らしかった! これに続けて『青い野を歩く』を読めば、またちがった感想を持ちそうだ。 【 ウィリアム・トレヴァー / 聖母…