2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャック・ロンドン / 火を熾す

【柴田元幸翻訳叢書 ジャック・ロンドン / 火を熾す (245P) / スイッチ・パブリッシング ・2008年(091124-1128】 ・内容紹介 「ジャック・ロンドンは小説の面白さの原点だ」柴田元幸 Coyote誌上で連載中の「柴田元幸翻訳叢書」 その単行本化第一弾はジャッ…

上原ひろみ Japan Tour 2009 “PLACE TO BE”

楽しみにしていた天才・上原ひろみさんのライブ!今年発表された彼女初のピアノ・ソロ・アルバム“PLACE TO BE”をひっさげて堂々の出身地・浜松での凱旋ライブである。 九月のリリース直後には特別講師として浜松の母校を訪れ後輩たちの前で生演奏を披露した…

T.E.カーハート / パリ左岸のピアノ工房

『六本指のゴルトベルク』を数章読んでから、この本を読む、という一週間だった。おかげですっかりピアノ通!?昨日(11/19)の夜、まったく偶然なのだが地元で「プレイエル・ピアノと弦楽による十九世紀の響き」と題されたレクチャーコンサートが開かれた。仕事…

青柳いづみこ / 六本指のゴルトベルク

【青柳いづみこ / 六本指のゴルトベルク (257P) / 岩波書店・2009年(091114-1118)】 ・内容(「BOOK」データベースより) 『羊たちの沈黙』のレクター博士には指が六本あった!そんなエピソードにプロのピアニストは立ち上まる。音楽にこだわると、誰もが知っ…

E.ムーン / くらやみの速さはどれくらい

【エリザベス・ムーン / くらやみの速さはどれくらい (470P) / 早川書房 ・2004年(091109-1113】 ・内容紹介 胎児〜乳幼児期での自閉症が治療可能になった近未来。自閉症者最後の世代であるルウ・アレンデイルは、製薬会社の仕事とフェンシングの趣味をもち…

中山可穂 / 悲歌 エレジー

ここに書こうとして今更ながらに気づいたのだが、一緒に買った二冊は『よろこびの歌』と『悲歌』。宮下奈都と中山可穂。作風も文体も180度違うお二人なのだが、タイトルもまさに正反対! 中山可穂ファンの男性読者というのはどれくらいいるのだろうか?美人…

宮下奈都 / よろこびの歌

『書棚と平台』を見てみたくて地元で一番置いていそうな本屋に行った。\2940とちょっと良い値なので見てから買おうと三千円持っていったのだが、やっぱりなかった。 でも、宮下奈都さんと中山可穂さんの新刊をみつけた! どれどれ、宮下さんの『よろこびの歌…

L.ティルマン / ブックストア

【リン・ティルマン / ブックストア ニューヨークで最も愛された書店 (314P) / 晶文社 ・2003年(091028-1031)】 BOOKSTORE by Lynne Tilman 1999 訳:宮家あゆみ 内容(「BOOK」データベースより) ニューヨークはアッパーイーストサイドにとびきり個性的な…