2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
澤見彰『月香の森』を買いに行って、この表紙を見てしまった。それから半時間、文芸書の棚を離れて文庫や雑誌コーナーをぐるぐる歩きつつ迷う。あーどうしようか。買うのは一冊。どっちにしよう… 『月香』は読みやすそうなファンタジーみたいだった。『銀狼…
『俺俺』といえば… 【星野智幸 / 俺俺 (252P) / 新潮社・2010年(100723-0726)】 ・内容紹介 実家のドアを開けると、現れたのは俺だった。「誰だおまえ」「おまえこそ誰だ?」 なりゆきでオレオレ詐欺をしてしまった俺は、気付いたら別の俺になっていた。上司…
昨年の『何もかも憂鬱な夜に』も『掏摸』のときもそうだったが、とくに刊行日をチェックしているわけでもないのに書店に行くと出たばかりの新作が目に留まるという、個人的にちょっと縁がある感じがする中村文則さん。六月末刊行の今作も、その週末に手に入…
ワールドカップに合わせてサッカー本を続けて読んでいたので、小説に戻るのに苦労するかもと思ったけど、がしっと首根っこを押さえて沈められた。皆川ワールドにやられました。読みたい本がたくさん貯まっている。これからガンガン読むぞー!(『天地明察』…
ワールドカップは終わってしまったが、サッカー本をもう一冊。 たまたま書店で見つけたこの新書版の本。サッカー評論家が書いたのだったら買わなかった。 カバー裏を見ると、著者は英文学専攻の文学部教授。これまでにもオーウェル関連の著作・編訳がある(…
白水社のサッカー本をもう一冊!『サッカーが勝ち取った自由』は店頭では買えないだろうと思っていて、アマゾンで買うつもりだった。それがこの6月は書店も「にわか」サッカー本ブームだったようで、特設の「ガンバレ侍JAPAN!W杯コーナー」に置かれていた…
ワールドカップ南アフリカ大会開催に合わせて放送されたNHK-BS「世界のドキュメンタリー/シリーズ・南アフリカ」。中でも印象的だったのが、アパルトヘイトに抗議して南アフリカの各競技代表を国際舞台から締め出した『スポーツボイコット』だった。 白人国…
ワールドカップはいよいよ佳境に。明日から準々決勝に突入。 好ゲームの多い今大会を満喫しながらも、エスパルスサポーターたる者、ただ漫然とリーグ再開を待っているわけではない。 こんなものを買ったり… 「オーノシンジ、オーノシンジ、オーノシンジ!」 …